九州の皆さんには親しみのあるサーキットですね。
1周1,430mのMFJ公認サーキットです。
1日の走行枠も多く、スキルアップするには最適なコースだと思います!
今回書きたい事は
このサーキットはレースメカを目指す人にとっても
最適、最高なサーキットである事!!
具体的には
① コースがほとんど見えること
② 台数が少ない時は音が聞こえること
もっと具体的にいきましょう。
まず①について
通常のサーキットでサインエリアから見える範囲は
最終コーナー~ストレート~1コーナーです。
この見える範囲で脱出の姿勢、シフトポイント、1コーナーへのアプローチが
観察できます。
ここで得た情報はとても大事でセッティング変更してバイクがどう変化したか?
狙い通りなのか?
逆方向にいってないか?
こういう動きの変化をしたが他のコーナーではこうなっているんじゃないか?
変更した事に対してマシンの変化を想像し、
ライダーのコメントを聞き次のトライにつなげます。
しかしこのSPA直入ではサインエリアで1コーナーのアプローチを見てすぐに
ピットへ移動(徒歩10歩ほど)すると1コーナーの先から切り返し、上り区間まで
コースのほとんど(通称ブラインドと奥のヘアピン以外)を見る事ができます。
マシンの向きの変わり方
姿勢
ラインの変化など
ここで得られる情報はとても有意義なものとなります。
次に②について
各コーナーの音が聞こえるということは・・・
アクセルを閉じている時間
開け始めるタイミング
回転数の変化など
ECU,車体のセッティング変更によるアクセルの開け方、タイミング、
タイヤを使っている位置などここでも多くの情報が手に入ります。
最初に書いた 『レースメカを目指す人』 にとって実際の動きを見れて変化を見れるということ。
今ではデータロガーも普及しライディングをグラフ化でき、より細かい情報を得る事ができますが
それより実際にマシンの挙動が見れることの大切さ、大事さを感じて欲しいです。
こんなに勉強になることは他ではありません!
漠然と見てても変化に気づくことはできないでしょう。
必死に目を凝らし、耳を澄まし、全神経を集中する事で色んな情報をキャッチできます。
自分自身で見て、感じ、想像する。
ライダーのコメント、ロガーのデータを照らし合わせる。
なぜタイムが上がったのか?
なぜタイムが落ちたのか?
なぜライダーはこういうコメントをするのか?
全てが行える素晴らしい環境です。
本気でレースメカを目指す人たちは是非!!