４月２６日土曜日 決勝日
決勝日は雨
このレースウイーク中で一番の雨量・・・
スタート前のスタンドはそんな雨にもかかわらず大勢の観客！！
発煙筒がたかれたり・・・
グリッドにて
スタンドに陣取っている例のアフロ軍団の前に行き日本国旗を掲げて一礼。
大歓声でした！
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１５時００分 いよいよ２４時間レースのスタート！
３５番手から第一ライダーのピエールがスタート直後の混戦を無事にクリアーし順調に走行。
雨量が多く、序盤から転倒者続出の荒れた展開。
その中でペースを維持して順位を上げていくピエール。
転倒したマシンがコース上に残り、ペースカーがコースイン。
ちょうどライダー交代のタイミングでしたが、雨で燃費が伸びもっと走れると判断したピエール。
走行を続け、１５位まで順位を上げて いいタイミングでピットイン。
にっしゃんに交代。
「序盤やし様子みながら安全に行こう」
スタート前、お互いに意思確認
計測開始の一周目、ピエールより明らかに速く、トップ５と変わらないタイム。
そして計測二周目
区間タイムを更に縮めながら走行
そして・・・
区間タイムが表示されなくなった
転倒かトラブルにより計測地点を通過していない
しばらくするとモニターに転倒するにっしゃんの映像が映し出された
フロントからのスリップダウン
ライダーは無事か？マシンのダメージは？
情報は入らないが修復に備えてパーツを準備してピットインに備える
数分後 帰ってきた！
いきなりフロントのグリップが無くなり転倒したと・・・
ライダーのダメージは無く、マシンの修復に取り掛かる
幸いマシンにも大きなダメージは無く、短い時間で完了し再度にっしゃんがライディング
すると二周目 緊急ピットイン
クラッチの滑りを訴えてきた
すぐに修復にかかる
クラッチ板を交換しピットアウト
一周目、メインストレートを通過 問題は解消したようだ
そして二周目、またしても区間タイムが表示されない
今度はモニターにも映らず、時間だけが過ぎていく・・・・・
スタッフがコースオフィシャルに聞きに行くが情報が入ってこない
どれぐらい待ったか定かではないが、スタッフから 「ライダーはメディカルに運ばれた」 と
情報が入る
メディカルに向かう
そこにはベッドに横たわる にっしゃんの姿があった
意識はハッキリしており一安心
「ハイサイドでした。すみません」 と にっしゃん
スタッフにも 「sorry」 と言うと
「No sorry！」 「This is race！」 謝らなくていいよ！ これもレースだ！と
笑顔で答えてくれました。
彼らは何回も２４時間レースに参戦し、色んな経験をしてきているのでしょう・・・
「これもレースだ！」 という言葉
今まで自分も多くのレースを経験し、様々な経験をして 「これもレースだ！」 と思うシーンは
何回もありました。
しかし 彼らの言葉は何故か心にしみました・・・・・
規則によりライダーがピットまでマシンを持ってこなくてはいけません。
スタートから約二時間、この時点でリタイヤです。
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レースは続いています。 夜のピットの風景
そして ２７日 日曜日の１５時 ゴール！
昨年のチャンピオンチームも転倒リタイヤ、その他の有力チームも
転倒やトラブルなどが多くある中、
この大荒れのレースを見事制して＃１１のフランスカワサキチームが優勝！！
本当に、色んな、貴重な、素晴らしい経験をさせてもらいました。
あらためて ご声援、ご支援いただきましてありがとうございました。
帰国後、数日が過ぎたころ筒井さんからの連絡
何だろう？？？
すると・・・
「チームから今後のレースも一緒にやって欲しい」 と連絡があったと・・・
ありがたい話です。
世界耐久選手権は年間５戦で行われます。
７月 鈴鹿８時間
８月 オーシャスレーベン８時間（ドイツ）
９月 ルマン２４時間（フランス）
１１月 ドーハ１２時間（カタール）
このチームは鈴鹿には来ませんが、他のレースには参戦予定です。
本当にありがたい話ですが、店の営業などを考えると全部参戦することは厳しい状況です。
考慮した結果、
９月のルマン２４時間に参戦することに決定しました！！
（※鈴鹿8耐に関しては別の海外チームか日本人チームで現在調整中です。）
個人スポンサーの募集を継続して行っております。
ご協力いただけましたら大変嬉しく思います。
24時間後のチェッカーを必ず受けたい！
今の素直な気持ちです。
色んな面でもっと自分を高めていきます！
残り一回？ 続く
