決勝前にチームの事とかを少し・・・
今回参戦したチームは
完全なプライベーターチームで 『レースのプロフェッショナル』 な人はいません。
メカニックやスタッフはレースとは関係の無い仕事の人たちです。
チーフメカは建築関係、他はパソコン関係のプログラマー、木こりの人、
農家の人など様々な人が集まったチームです。
メカニック的なスキルが足りていない部分は確かにあります。
しかし彼らからは 「レースチームのスタッフであることの誇り」 を強く感じます。
一つ一つの作業は本当に一生懸命 作業します。
私の経験から 「ここは こうした方がいいよ」 とアドバイスをすると真剣に聞いてくれて、
それを受け入れ、更に「これはどうしたらいい?」 聞きにきたりと向上心に満ちています。
その作業の意味、必要性を説明しながら一緒に工具を持って作業をしていると
彼らの必死に聞こうとする姿勢、意欲を感じ、嬉しくてたまらないですね。
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世界耐久選手権への参戦理由のひとつ
「自分の経験を次の世代に伝えること」
これをできていると実感できる素敵な時間です。
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1日の走行が終わるとホスピでのディナーです!
ホント、みんなよく食べるし、よく飲む!!
また食事が美味い!!
「これも美味いぞ!」 「このワインは○○だからこれと合うから!」 と すすめてくれます。
中にはクセのあるヤツをワザと選んで、僕が食べて 「ウエっ」 となるリアクションで爆笑したりと
楽しい時間です (^-^)
※同じペースで食べると体重増加が確実なので抑え気味にしたのは言うまでもありません!
レース、食事、みんなとの時間
全部ひっくるめてのライフワークなんだな~と実感します。
過去の鈴鹿8耐で知り合いになったスタッフやライダー達も気軽に声をかけてくれます。
GMT94のボス、クリストファーさんが「よく来たなぁ、まあ入れよ!」 とピットに入れてくれたり、
#65 MOTO BOXのクレマーさんに工具を借りに行くと
「困ったらいつでも来ていいから」 と言ってもらえます。
(しょっちゅう遊びに行ってお茶してました (^-^))
他のライダーやスタッフに 「Hey ケイ!」 と声をかけられると
なんか世界耐久選手権の「一員」 になったような気がします。
「一員」 ではなく、「住民」 になりたい気持ちが強くなりますね!
ライダースブリーフィングに参加してみました(笑
映画館みたいなところでした!
雰囲気が素晴らしい!
続く