タイ選手権開幕です。
初戦の舞台はパタヤビラサーキット
スーパーバイククラスに#55 ベル選手
ストッククラスに#40 ベンジャミン 通称ベン選手
どちらも新型のZX10R
レギュレーション
スーパーバイククラス(SB)は日本のJSBクラスとほぼ同様でスリックタイヤ
ストッククラス(ST)は改造範囲が狭く、タイヤも溝付き
結果は
SB #55 ベル 予選5位 決勝4位
ST #40 ベン 予選2位 決勝3位 でした。
正直、新規のチーム、新型のマシン、新しいライダー、初めてのサーキットと
初モノが多く、テストの時間が不足してました。
それでもレースは待ってくれないので現状のベストを尽くしました。
1番厄介だったのは日本のサーキットと明らかに違う路面の材質。
路面温度が50℃以上あるにもかかわらずタイヤが 「溶ける」 というより 「削れる」 感じ。
そんな状況でもライダーはベストを尽くし走ってくれましたし、
特に手助けになったのが新型のZX10R。
旧型から大きく進化しています。
エンジンは相当良くなっており かなり速いです。
車体も大きく進化し素晴らしいバランス、ショーワの前後サスもかなりの性能を持っています。
電子制御も大きく進化。
まだまだポテンシャルを引き出しきれていません。
今後が楽しみです!!
さてレースの方ですが、午前のフリー走行後に来ました!
スコール☂☂☂☂☂⚡⚡⚡⚡⚡
半端なかった!!!!!
うまく伝わりませんが いわゆる 「ゲリラ豪雨」 にかなりの強風と雷がミックス。
2時間ほどで止みましたが路面状況は大きく変化。
SBクラス決勝前には日が差し路面は乾いていく状況ですがウエットパッチは残り
小雨は続く難しいコンディション。
タイでの初レースがこれですか!?
レースの神様は試練を与えてくれます(笑)
開始直前までコースを確認、ライダーと相談しレインタイヤをチョイス。
(上位陣も全てレインタイヤ)
レース中盤までは3,4位を離して2位をキープ、表彰台が見えていましたが
レースウイーク直前に痛めた肩の影響で大きくポジションダウン。
結果4位でゴール。
STクラスの頃には路面は乾きドライでのレース。
スコールの影響で滑りやすい状況。
ホールショットを奪うも1周目は2位。
その後1台に抜かれ3位でゴール。
ライバルとなるタイヤマハは2年目のシーズン。
1年のアドバンテージは大きいですが それは 『ただの言い訳』
カワサキの看板を背負っている以上2位以下は負け
今回は 完敗
勝てるパッケージに仕上げることが僕の仕事
必ず勝ちます。
↑これカワサキ純正部品のアクセサリーパーツで設定アリです。さすがタイ!!
次回の第2戦タイサーキットは全日本選手権のSUGOと重なるため欠場しますが
(私は行けませんがチームは参戦します)
第3戦ブリラムでは巻き返したいと思っています。