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調整するということ
2014年12月22日

最近の車両に装着されているノーマルのサスペンションはどれも高性能ですね。
プリロード、伸び側、圧側の減衰調整

新車時のセッティングはメーカーが時間をかけて作り込んであり
大変バランスよくできています。

ほとんどの方は不具合を感じることなく楽しく走られているでしょう。

しかし中には体格や走り方によっては
「なんか しっくりしない」と感じる方もいらっしゃると思います。

そんな時は「サスを調整」 してみてはいかがでしょう?
ノーマルでも結構な調整幅があるので色んなセッティングが可能ですよ!

「どこを調整したらいいか わからない」 という方も多いでしょう。
メールや電話でお気軽にお問い合わせください。

魔法のセッティングはありません!!


ご自身に合わせて 「バイクを造っていく 過程」 を楽しんでみませんか?

すでにアフターパーツのサスに交換されている方も多いでしょう。

個人的にお勧めするのは定番ですが「オーリンズ」


オーリンズ

クオリティーの高さは今さら説明するまでもありませんね。
高い装着率が物語っています。

払い出しの状態でも当然走れます。

しかし ご自身に合わせることで更に安全に乗りやすくなるでしょう。
それだけのポテンシャルがあります!

あと見かけるのが他車流用のパターン。

例えばAという最新モデルに付いている調整機構がフル装備のサスを
Bという古いモデルに付けたとしましょう。

サス単体ではAの方がいいのにBのバイクに付けたら なんかおかしい・・・
高性能なはずなのに・・・なんで?

乱暴な言い方ですが 「合わなくて当たり前!」 です。

メーカーが造ったノーマルのバイクは多くの時間と手間をかけて作られています。
そのバイクに合わせてスプリングレートやオイル粘度、減衰特性などが決定されています。

それをフレームやエンジン、スイングアームなどが違うバイクにポン付けで・・・
いいはずはありません。

付いている調整機構で いいセッティングが出ればいいのですが
そう簡単ではなく、スプリングレート、オイル粘度や油面の変更、
更には減衰特性の変更が必要な場合もあります。

時間はかかるでしょうが、その過程が楽しいという方もいらっしゃるでしょう。

他車流用を全否定はしませんが いずれにしても 一から造り上げるという構えが必要です。

※セッティングの前にタイヤの状態をしっかり確認しましょう!
スリップサインや偏摩耗、ひび割れはもちろん、空気圧もしっかり確認してくださいね!

サスの話が長くなりましたが、調整する箇所にレバーやペダル、ハンドルの位置、
アクセルやクラッチの遊びなどがあります。

あまり気にされない方が多いですが、一度バイクに跨ってポジションを確認してみてはいかがでしょう?
意外とレバーの位置が左右で違っていたり、ペダルに乗せた時の足首の角度が不自然だったりするものです。

少しの調整で走りやすくなったり、ツーリングでの疲れが軽減したりすることはよくあります。

ご自身の大切な愛車です。
「調整すること」 でもっと安全に楽しく走ることができるでしょう。