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経年劣化
2013年09月20日

XJR1300のキャブレター取付け部のインシュレーター
修理ネタ

4つともひび割れをおこしていました。

結構深くまでひび割れしてましたが、肉厚なため2次エアーを吸う事はありませんでした。
しかし、ひび割れが進行し調子が悪くなるのは明らかなので交換です。

このように目視できれば対処が早いのですが、見た目には大丈夫そうなのに
力を加えるとヒビが発見されたり、バンドは締まっているいるのにキャブレターやスロットルボディーの取付け部からエアーを吸って調子が悪いなど、ゴムの硬化、劣化によるトラブルはよくあることです。

他にも熱などにより配線の劣化もあります。
これもはっきり断線していたらわかりやすいのですが、被覆の中で時々つながったり、断線したりする厄介なパターンに当たってしまうと頭が痛くなります。
また一滴の水滴が石に穴を開けるような感じで 「え?ここが?」という場所で被覆がこすれて破れていたりすることもあります。
これも頭が痛くなるシリーズです。

製造から年数が経過した車両の方はご注意を!!